- 遊び人はふらふらしながら情報と人脈を繋いで未来を紡ぐ
- 不真面目で変なやつが、好奇心でふらふらし、急に帯びた熱に夢中になり、面白がり力で仲間を集め、未来の扉を明ける
- 「好き」という気持ち胸の「トキメキ」を開放して「遊ぶ」ことから始める
昭和に活躍したのは「賢者」。
賢者は、過去から学びロジックを組み立てる。
平成は「勇者」が切り拓いた。
勇者は、未来をアートで描き、行動で突き進む。
令和は「遊び人」が新しく時代を切り拓く。
遊び人は、ふらふらしながら情報と人脈を繋いで、未来を紡ぐ。
工業社会の社会規範であった定時出社定時退社などの集団行動はもはや過去のものです。不可逆に社会が変化しています。特にアフターコロナでそれが加速しました。
テレワークで創出された可処分時間はまず自分のために使うべきです。ひいては人生も仕事も豊かになります。
「遊び人」とは「自分の人生のストーリーを生きる人」のことです。遊び人は、自分の価値観に従いありのままに生き、心がトキメクことを好奇心の赴くままに小さくゆるく始めてみます。かしこまって身構えることはありません。
自分の人生を生きたことがない人には「ありのままに」は難しいでしょう。人生の目標を見つけなければ、やりたいことを見つけなければ、学ばなければ、とプレッシャーを感じてしまい萎縮してしまいます。自分は何者でもないと悲観してしまいます。そして人生を楽しめなくなる。
ボクたちの親世代は「楽しむ」ことを「いい加減」とか「ふざける」とかと同じように捉えてしまう。楽しんでいる人は「真面目に働いていない」とさえみる。
同じような型にはまる「普通」を追い求め、ボクらの世代に対しても同じような型にはめようとする。彼らにとって「ありのまま」に生きることは「普通」ではないのです。
しかし、未来が不確実となった今、その「普通」はもはや未来に対して有効ではなくなってしまいました。
だからこそ「遊ぶ」ことが重要です。アフターコロナに時代を切り拓くのは「遊び人」なのです。
賢者は過去の成功体験に縛られます。勇者は魔王を倒すことしか出来ないのです。
未来への新規事業でのイノベーションにしろ、現在での成熟事業に対するリノベーションにしろ、いずれも大志を成し遂げる人は楽しむ人です。
同じような型にはめようとする上の人の言うことを聞くよりも、ちょっと不真面目で変なやつが、好奇心でふらふらし、閃きに流され、急に帯びた熱に夢中になり、そして、面白がり力で仲間を集め、未来の扉を明けるのです。
「遊び人」になるために、「遊び人」であるために、まずは「ありのまま」の自分を受け入れ、愛することから始めてみましょう。そして心の動くままに、小さくゆるく始めてみましょう。
まずは遊び人に乗っかるだけでもいい。「仕事だから嫌なことも我慢しなければならない」という普通から抜け出しましょう。仕事を遊びのように楽しみ、遊びを仕事に活かしましょう。
遊び人であるのに、年齢も生まれた時代も関係ありません。経験もスキルもいらない。やりたいという閃きとトキメキと情熱と衝動に突き動かされればいいのです。
自分のリソースを全て捧げて熱中した経験は、失われることのない財産となります。それに基づくアウトプット=発信は他人の心を動かし、仲間を作るきっかけにもなります。
人生を生き急がない。
揺らぎと潤いの時間を大切に遊べ。
そして、Connecting the Dots。
人生を哲学する。
哲学は概念を獲得する。
概念は言葉を変える。
言葉言語の変化は行動と生活の変化を生む。
そして未来の扉を開く。
頭で考えても未来は切り拓かれない。未来の扉を開く鍵を、あなたのハートはすでに持っているのです。
だから自分の「好き」という気持ち、胸の「トキメキ」を開放して、「遊ぶ」ことから始めましょう。