僕がTwitterを使う5個の理由

Twitterを使い始めて10ヶ月。最近Twitというソフトをインストールして、流し読みをすることを始めました。忙しくてコメントをすることができなくても、Followerたちの発言は読んでいます。
「もうTwitterなしじゃ生きられない!」なんて嘘ですが、朝の「おはよう!」から「おやすみ」まで、かなりTwitter依存の毎日を過ごしています。Twitterは使いようによってはかなりイケてるツールになるんじゃないかと思っています。そこで、私がTwitterを使う理由をまとめてみました。

Contents

1. 情報収集の手段

気になることは誰かに言いたいのが人の性(サガ)。ネットサーフィンをしてて気になることがあるとTwitterにつぶやく人はそう少なくないようです。そのつぶやきを眺めているだけで、情報収集の手段として使えます。
人にできることは限られています。情報収集はいくらでもすべきだと思っていますが、そればかりやっているわけにもいかない。やることは山のようにあるわけです。
また、人それぞれ情報収集の手段を持っています。隣に座っている人でも、きっと自分の知らないネットワークで様々な情報を収集していることでしょう。
Twitterでは、誰かが情報収集してフィルターをかけた結果のものを出力してくれているので、それらを拾うことで自分の情報収集の時間を節約することができます。また、すでにフィルターがかかっている情報ですから、無駄な情報を掴む可能性が低くなり、情報の精度をあげることができるでしょう。

2. 即答してくれるQ&A

Twitterを利用している人たちの属性を調べてみたいものですが、個人的な感触で言えば、geekな人たちが多いのではないかなと思います。
プログラムやサーバ、ソフトウェア、ガジェットなどに関するgeekなことで質問したいと思ったら、ぼそっと呟くだけで、本当に素早く返答が返ってきます。今すぐ知りたいことがあっても周りにgeekな人はいないし、教えてgoo!やはてなじゃレスポンスは遅いという人には最適ではないかな、と。
もちろん、書籍やWebサイトも調べることは必要だと思います。それ以上に、実際の人の生の声が聞けるというのはありがたい。しかも、複数意見が即座に返ってくる。こんなに便利なツールはいままでなかったのではないでしょうか。

3. 日々のブーム

Web2.0ではバイラルマーケティングが叫ばれるようになってから、ブームの伝播が飛躍的に起こりやすくなったことは確かです。ブログやmixiで誰かが書いたものが引用を繰り返してブームとなっていくのでしょう。そして、いまやテレビまでもがそうしたネットコミュニティのブームにのっかりコンテンツを制作しています。
そうしたブームの先取りにTwitterが使えます。
Twitterでは、日々何らかのブームが自然発生的に起き、収束していくということが繰り返されています。流し読みをしていれば、このブームをいち早く察することができるでしょう。
また、流し読みをしなくともbuzztterを使えば、今、この瞬間にTwitterでどんなワードが多く書き込まれているかが簡単に知ることができます。
こうやってTwitter内ブームを追っていくと、いずれ次に来そうなブームの予兆を掴むことができそうだなと思います。

4. ニュース速報

毎日、世界のどこかで何かが起こっています。もちろん、自分の知ることができないことがその大半で、自分が知ることのできる範囲なんていうのはほんのわずかなものです。
Twitterは、みんなが独り言を発する場所ですが、何か事件が起こるとそれについて一斉に同じようなことを発言したりします。地震が起きた時や注目する発表があったときは、本当にメッセージがそれ一色になります。
そうした情報は、フィルターされた情報ではないので、必要性の高い情報であることは少ないです。しかし、ビジネスマンとして最低限しっておくべき情報やニュースであることが多いので、ある程度の速報性を持ってそうした情報を知ることは有用であると思っています。

5. イベント情報

IT系のイベントが全盛期を迎えています。ほぼ毎週のように何らかのイベントが開催されています。そのすべてのイベントに出たいところですが、もちろんスケジュールが合わなくて参加できないイベントが大半です。また、イベントによっては、内容的にちょっと無駄だったかもといったものもあります。そのため、いくつか厳選して行くひとが多いでしょう。そんなイベントの情報もTwitterで収集できます。
まずは、参加前にすることができる情報としては、自分の情報ネットワーク上では知らなかったイベントの開催情報を得ることができます。また、これから開催されるイベントが定期的に行われているものならば、以前に開かれたイベントの評判を知ることもできます。
また、開催中であれば、ある程度実況中継してくれる人がいるので、内容をある程度推し量ることができます。また、イベントによってはuStreamなどで動画中継してくれている人がいることもあります。

まとめ

もちろん、ここで挙げた5つはそれなりにFollowerの数がいないと成り立たないかもしれません。450人弱のFollowerの発言をはがし読みしていると、色々と面白い情報を得ることのできる手段としていいなと思います。
Twitterを親しい人とのコミュニケーションとして利用している人も多いでしょうが、私は親しい人とのコミュニケーションはmixiでしています。Twitterはそのひとつ前の段階で、親しくなれそうな人を探すような感覚でやっています。
突然Followされるのが嫌な人には申し訳ないですが、機能としてあるものをフルに活用して、Followerを増やしまくっています。私にとって、TwitterのFollowerを増やすことは、自分の脳に周辺機器を拡張するようなイメージですね。
そうやって、周辺機器を増強することによって、自分の情報収集の幅を広げています。

ビジネスクリエイター、インキュベーター、アクセラレーター、コンサルタント。エンジニアとして、PHP/HTML/CSSのマークアップ言語によるWebサイトの制作、SEOエンジニアリング、アクセス解析アナリストを経験した後、IT領域の技術/潮流をベースとしたエスタブリッシュ企業向けのコンサルタントを経て、複数のIT企業にて、Web/アプリ系、O2O系、IPライツ系の新規事業立ち上げに注力。事業開発から経営企画業務まで、事業および会社立ち上げに関する業務を幅広く経験。また、シードフェーズのベンチャー複数社の立ち上げへの参画や経営戦略・組織戦略・PR戦略へのアドバイザリー、メンター、複数のアクセラレーションプログラムのメンターも手がける。