同質性と多様性の間で、パーパスが未来を紡ぐ
必ずしも同調圧力が悪いとは限らない。既存事業のオペレーションにおいては同調圧力が優位に働く。同質性の中にも多様性を担保するというバランスが重要。
必ずしも同調圧力が悪いとは限らない。既存事業のオペレーションにおいては同調圧力が優位に働く。同質性の中にも多様性を担保するというバランスが重要。
グレーゾーンを攻めるのがスタートアップの醍醐味であったとしても、ルールを破れば潰されて当たり前。破壊的イノベーションを目指すなら「破壊される側を考慮」することは大切。スタートアップは折衝する責任を回避する言い訳にならない。
過去からの延長に成り立つロジック思考では未来を切り開くことはできない。イノベーションのために必要なのは常識に対する違和感というノイズ。未来に対する夢物語を大きく大きく広げることがスタートライン。
妄想力。ストーリーテリング力。推論力。閃き力。仮説設定力。実証力。衝動。情熱。執念
データではなく直感・直観による仮説設定が、未来の扉を開く鍵となる。「良い子」ではなく、「反逆者」として普通や常識に抗う力が必要。1を10に、100に成長させるのがロジックなら、0から1をうむのがアート。
イノベーションは起業家だけの特権じゃない。未来へ意志を持つことから始めよう。リスクを恐れずに、行動を起こすことだけが、イノベーションの道を切り開く第一歩。
高度にオペレーティブな社会においては同質性こそ正義だ。同質の中の賢者が語る「不可能」は大抵間違っている。価値観のダイバシティが未来を切り拓く。
未来に対するビジョンを実現するためにするのが、本来の仕事。ニューノーマルの本質を捉え、まずビジネスをトランスフォーメーションする。ロジックでは辿りつかないリープフロッグした未来を想像する。
プラットフォームはパーソナライズが機能的価値を高める。機能的価値の行き着く先は「みんなにとって良いものは、みんなにとってどうでも良いもの」。「個性」にフォーカスし、特定の価値観にバーティカルに深く刺せ。
日本はシステムの力を重視し成長を遂げた。個性を殺すと変化への対応力がなくなる。非合理な個性によるイノベーションが未来の扉を開く。
「閃き」は客観視で思い込みを排除する。トレンドは、抽象化して概念化し、言語化の上で体系化する。専門性は事業創造のショートカットにする。顧客は自分の必要なものを知らない。自分の心と向き合う。
日本の思想・哲学は、世界から切り離されて独自の進化を遂げた。アメリカが日本の価値を再定義している。日本の思想・哲学の価値を自ら改めて再確認すべし。
人それぞれ生きてきた世界は異なり、価値観はまるで違う。相手の価値観をリスペクトし、愛を持って受け入れる。多様な視点がイノベーションを偶発する。
企業が考えるニーズと、実際の顧客ニーズは、基本的に乖離している。だから、徹底的に顧客目線で既存サービスを使い倒してその中の「不」を自ら経験する。不安でも、一歩前に出す。そこで失敗してもいい。失敗からも学びは得られる。
大企業に最も必要なのは既存の成熟事業と「食い合う」覚悟。保守的になって現状維持できるわけはない。自らディスラプトして、自ら新しい価値を創造することだけが生き残る唯一の道。