- イノベーションは起業家だけの特権じゃない
- 未来へ意志を持つことから始めよう
- リスクを恐れずに、行動を起こすことだけが、イノベーションの道を切り開く第一歩
今ここが現在なら1秒先からは未来です。ボクらはまだ見ぬ未来へ向けて歩みを止めることはありません。
だからボクらは皆イノベーターなのです。イノベーションは起業家だけの特権じゃない。
だからこそ、未来へ意志を持つことから始めよう。何も成し遂げていない現状に違和感を感じ、焦燥し、目標を実現した世界を渇望し、絶対に実現するのだと強い意志を持っていこう。
掲げる目標やビジョンは、渇望と欲望から始まります。ビジョンとはイノベーターが世界はこうあるべきと独善的に定義するものだから。独善的でなければビジョンじゃないのです。
その独善を社会に押し付けることこそがイノベーションそのものであり、イノベーターに必要な気質です。だからビジョンこそ、他人にとやかく言われる必要はないのです。
何かに躓いて、失敗したって、命までとられることはありません。死ぬこと以外にリスクはないのです。リスクを恐れずに、行動を起こすことだけが、イノベーションの道を切り開く第一歩になります。
多くの人がリスクを取りません。成熟した安定がそこにあれば、それから逃れることのがリスクに感じるのは当然です。しかし、物事は何事も栄枯盛衰です。安定はいつか崩壊します。安定に保守的になることこそ「約束された沈没」そのものです。
行動し続けること、悩んでも歩みを止めずに走りながら悩むことだけが、イノベーションを実現する唯一の方法です。
多くの人が悩むと足を止めてしまいます。しかし足を止めて考えても、切り拓くためのヒントが舞い降りることはないのです。走りながらでしか、そのヒントを手にすることはできないのです。
日本人は、安定とスクラップ・アンド・ビルドを繰り返してきた国民です。安定期には外圧に弱いが、スクラップ・アンド・ビルドのタイミングで圧倒的な力を発揮します。
デジタル戦争には負けていますが、アフターコロナに向けて立ち上がればJapan as No.1, Againも夢ではありません。ボクらはそういう力を持っているのです。
イノベーターであれ。
アフターデジタルで不確実性が高まり、アフターコロナで未曾有の危機に直面した令和の今だからこそ、1億総イノベーターで困難を乗り切り、ニューノーマルに世界を席巻するビジネスを日本発で産み出していきましょう。
その鍵は、日本が得意とする安定的なビジネス・プロセスをトランスフォーメーションすることにあります。
何も新しい価値をゼロから生み出すことだけがイノベーションではないのです。既存事業のバリュー・プロポジション(提供価値)を強く意識し、顧客行動を起点に、デジタルを活用して顧客への接点とバリュー・プロポジションを広げ、プラットフォームを構築する。
ビジネス・トランスフォーメーションこそ、Japan as No.1, Againに必要なイノベーションです。