- 人の役に立たない者は、プロフェッショナルではない
- 自分と社会の関わりの中で生まれる価値をつくり出す
- 自らの力を高め続けた先で、結果として大きな世界の変化が起こせる
プロフェッショナルは「世界に対して価値をつくる」こと。プロフェッショナルと名乗るのなら、その矜持を持つことはすごく重要。
世界に対して価値を作らず、内にこもったマスターベーションは何の意味もありません。人の役に立たない者は、プロフェッショナルではないのです。
よくアーティスト気取りのデザイナーやブランディング、コンサルタントなどがそこに陥っていることを目にします。
そういう人たちは、自説を展開してマスターベーションしたいだけの、すごく表層的なアウトプットを展開します。一見したらそれらしいことを言っていて、クライアントもそれなりに満足して騙されます。
しかし、本質的にはクライアントの課題を解決しておらず、長期的には価値がゼロか時としてはマイナスになっていくこともあります。
それはプロフェッショナルでは断じてありません。プロとして活動する以上「世界に対して価値をつくる」ことは矜持であり全ての人が持つべきものなのです。
「世界に対して価値をつくる」とは、自分と社会の関わりの中で生まれる価値をつくり出すことです。
偶然に見える結果を抽象的に捉え、体系化し、普遍的な法則として見つけ出す技術。それと、それをもとにみんなを理想の未来へと引っ張る情熱。それらを自分以外の誰かのために使う、それがプロフェッショナルです。
長く濃いキャリアの中で積み上げてきたスキルや知識、培ってきた能力を世のため人のために役立てることこそが、プロフェッショナルなのです。
大きなビジョンを描き、目的意識を持ち、それを実現するための手段として、成長やスキルアップに対して強いコミットメントを持ち、あえて辛い仕事、地獄な環境、人の嫌がるタスクを選んで道を進む。そうすると、人より大きな経験を得られます。そして、人よりもチャンスが回ってくるのです。
そうやって、プロフェッショナルの道を追求し、進み続け、自らの力を高め続けた先で、結果として大きな世界の変化が起こせるのです。
より大きな価値や笑顔をつくり出したほうが、自分たちもきっと笑顔になれるはずです。