- 10000分の1を目指すことに意味はない
- 100分の1の経験を複数乗算することでキャリアを積み上げる
- 人生にワクワクしよう。好奇心が新たな可能性を切り開く
VUCAの時代。変化の激しい時代。
技術革新、天変地異、世界情勢不安で、先が読めない時代。
そんな現代において、人生の選択肢が一つしかないのは危険すぎます。アンコントローラブルな事象で、道が潰えたら、その時どうしますか?
リスクマネージメントとしても、選択肢は常に複数用意しておくべきなのです。その道が潰えても、また次の道へすぐに移れるように。
その選択肢を作るのに、学歴など無意味です。知識だけを持つことに意味はありません。
なぜなら、知識はインターネットにいくらでも転がっているからです。スマフォ1台あれば探せるような内容を、座学で学ぶことに価値はないのです。
これからの時代は「体験」の価値が格段に高まります。実践的なスキルと実地での経験に重きがおかれるでしょう。
しかも、その積み上げた価値もこれからとは大きく異なるようになります。
1つのことを30年やって10000分の1になったところで、そうなる頃にはその経験はAIが補って無意味になるかもしれません。
テクノロジーは人に大きなチャンスをもたらす一方で、私たちのスキルを陳腐化させるからです。
しかも、そもそも、30年やったところで10000分の1になれるとは限りません。
しかし、100分の1なら誰でもなれます。
これから必要なのはインターネットによる情報収拾や、テクノロジー、AI、そして他人の手さえ駆使して、いち早く100分の1になることです。
10000分の1にはそう簡単にはなれないが、100分の1なら誰でもなれます。
そしてそれを複数持つのです。
100分の1が2つあれば、それで10000分の1の人材になることができます。そこに3つ目の20分の1の知識さえあれば、それはもう200000分の1の人材であるも同然です。
そうやって常に選択肢を備え、新たな可能性を切り開き続ける必要が、この時代にはあるのです。
これからの時代は、経験を積み上げる「加算」の時代ではなく、経験を重ね合わせる「乗算」の時代です。
そのために「好奇心」は欠かせません。いかに自分の未知の領域に興味を持ち、そこでの経験を積み重ねるか。しかも、今いる場所からはかけ離れた場所に対して。その距離が遠ければ遠いほど、100分の1を掛け合わせた時に、価値がより高くなます。
そもそも、現在のテクノロジーは、今トレンドで真っ盛りのものは、3年後、5年後に時代遅れになっています。
だからこそ、好奇心を持って新しいことに次々とチャレンジしていくことは必然なのです。
もちろん無理に好奇心を広げるべきというものではありません。無理をすればガタがきます。
まずは自分の人生観、仕事観、そして、その裏にある原体験から導き出されるビジョン、ミッションを軸にすべきです。
そうすれば、新しい可能性との出会いにワクワクすることできます。
人生にワクワクしよう。
ワクワクすれば、ワクワクし続けられれば、明るい未来は必ず切り開かれます。