ざっくりまとめると…
- 互いの価値観を尊重し合う方が得られるものは大きい
- 異なる価値観を受け入れる人は視座が上がり成長に繋がる
- 多様な価値観のチームは変化への対応力がある
他者との対立こそ、自らをアップデートする良い機会と捉えよ
自分の価値観と誰かの価値観が対立したとき、あなたはどうしますか。
自分の価値観を正とし、徹底的に相手に抗い打ち負かそうとするか。
周りを味方につけて、組織から相手を排除しようとするか。
関わり合いにならないように無視するか。
人間同士なので、自らの価値観を正しいものと考えて、受け入れられないのは仕方ありません。
しかし、拒絶し打ち負かそうとするのは、近代的です。小さな成功や短絡的な優越感は得られるかもしれませんが、自らを矮小化するだけで、大きな成功を得られることはありません。
互いの価値観を正とし、リスペクトをもって相手の価値観を知り、尊重し合う術を探すほうが得られるものは大きいのです。
他人の価値観を許容し、和をもって受け止める人間は、それによって客観性を得て視野が広がり、価値観を融合させることで視座が上がり成長に繋がります。
また、時代の流れ、変化が激しい激流の現代においては、その変化を敏感に感じ取り、その変化に対応しなければなりません。そのためにも多様な価値観で変化を受け止め、その流れの乗り方も多様であるチームの方がより有利に戦えます。
自分の価値観に固執する人間に成功はありません。単一の価値観に固執する組織に成功はありません。