「Webマーケティングを仕事にしたい」という夢を持つ若者がいました。
彼はもともとITとは無縁の業界で働いていました。その業界のことを好きではあったのですが、業界特有の様々な壁にぶち当たり嫌気が指していたのです。
そんなときITのことを知り、その可能性を知って、「業界の改革をITを使ってやりたい!」と思い至るようになったのです。ITの中でも、「Webマーケティング」をやりたい、と。
しかし、彼はいつまでたっても、Webマーケティングの仕事につくことはできません。それは何故でしょうか?
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最初の一歩を踏み出さなければ、何も始まらない
その彼は何もしなかったんです。何も。
「Webマーケティングがやりたい」「この業界を改革したい」と思いながらも、何もせず、悶々と日々を過ごしているのです。
どんなに大きな目標でも、一歩を踏み出し、一歩づつ歩んでいくことでしか、到達することはできません。
逆に言えば、一歩づつ歩んでいけば、紆余曲折はあったとしても、いつかゴールに辿り着くことはできます。
だからこそ、まず最初の一歩を踏み出す。それが最も重要なのです。
出来ることからまずはじめてみよう
「どうすればいいか、わからない」という側面もあるのかもしれません。しかしそれは、考え抜いていないだけです。
未経験歓迎で採用してくれるポジションがあるかもしれません。媒体を探したら、それはいくらでも出てくるでしょう。会社の質や経済条件を問わなければ、最初の経験を得られるでしょう。まず採用媒体を見てみるべきです。
今の時代、WebマーケティングにSNSは欠かせません。なのにSNSのアカウントも持っていないようであれば、それを自身の理解をもってすることはできません。まずSNSアカウントをつくり、そこでトライアンドエラーをするべきです。
ネットに情報なんていくらでも転がっています。まず自分でアフィリエイターとして商品を売ってみればよいでしょう。ブログは無料サービスを使えばいいですし、アフィリエイトもASPサービスを使えば技術的なことなど何一つわからなくてもやることはできます。ブログをまずつくるべきです。
このようにちょっと考えるだけでも、最初の一歩を何から踏み出せばいいかなんて簡単に複数の選択肢を出すことができます。
もし出てこないならそれは考えていないだけです。考え抜いていないだけです。
このどれからでも(全部でも)いいから、その一歩を踏み出せば良いのです。
今日の一つは、明日の二つに勝る
「今日できなかったから、明日やればいいや」
明日になったら明日になったで、色々理由をつけてやらないでしょう。
人間の脳は、現在の状態を心地よいものと判断し、心地よい状態に戻ろうとします。「今日やらなかった」状態が心地よいのであれば、「やらない」状態に戻ろうとするのです。
今日一つ、明日一つと少しづつ積み上げていけば、「やっている」状態が心地よくなり習慣化していきます。習慣を作ることで、あるべき姿に近づいていくのです。
それが、今日の一つが明日の二つに勝る理由です。まず今日できることを一つでも。そうやって歩みを進めていきましょう。