齢35歳、転職回数5回のジョブホッパーが、転職でキャリアアップを目指すための極意を超主観的に語ります。
転職を重ねる中で、もっともベターな(できることならベストな)選択をするためには、エージェントとの付き合い方が非常に重要である、ということに気付かされました。
僕は信頼して人生を預けているエージェントさんが数名いらっしゃいます。その方たちを信頼するに至った経緯を振り返り、そこでポイントとして意識するようになったことをまとめてみます。
Contents
あなたと人柄がマッチするエージェントを見つける
一口に転職エージェントといってもそのスタイルは様々です。会社やエージェント自身の方針によって異なります。
大手は兎にも角にも物量(登録社数)が多い。候補者と企業に向き合う担当が同じ会社もあれば、異なる会社もあります。候補企業を手元にもって候補者と向き合う方もいれば、候補者と会い話してからデータベース上より企業を探す方もいます。
また、当然エージェントの方の考え方も様々です。
そのときに高い価値で売り込むことを重視する方もいれば、候補者と社長の人柄的マッチ度合いを重視する方もいる。企業文化、チームの雰囲気、任される役割を重視する方もいる。
業界で有名だからといって、あなたにとって最適な選択肢を提示できるとも限りません。
アタリマエのことですが、様々な考え方があり、どれが正解ということはないわけであって、あなたにとってどうか、が大切なわけです。
なのでまず最初に重要なのは、あなたにとって人柄としてマッチするか、考え方が合うか、信頼できるか、という軸でエージェントを探すことです。
そういったエージェントに出会うためには、複数のエージェントに気軽に話をしてみることが大切です。
候補者に本気で寄り添う転職エージェントを見つける
また、もうひとつ重要なのは、そのエージェントが「本気で候補者の人生に寄り添う」かどうか。
もちろん本気でないエージェントがいる、という話ではありません。みなさんそれぞれ候補者の人生を本気で考えてくれています。
ただ、それがビジネスを超えて、損得勘定抜きにまでやってくれるかどうか。そこまでやってくれるエージェントは多くはありません。
1つポイントとしては、企業向き合いと候補者向き合いの担当者が同一のエージェントを選ぶべきではないかと僕は考えています。
候補者のことを本気で企業に売り込んでくれるのは、やはり担当者が別の方よりも、直接会って直接話して、良いところも悪いところも、悩みも課題も、温度感含めて理解してくれる方が良いに越したことはありません。
それが担当者が別となると当然、その温度感は5%でも10%でも減って伝わってしまいます。ときにはほとんど伝わらないことも・・・。
自分のことをきちんと理解してくれて、その上で選択肢を提示してくれる。それは人生の大事な選択のタイミングでは、重要なことではないかと思うのです。
僕は、転職のタイミング以外にも、転機のときに人生の相談を聞いてくれる方がいます。その方にとっては、当然ビジネスには繋がらないことが多いです。それでも(本心はわかりませんが)嫌な顔せず聞いてくれます。人生を応援してくれます。
だからこそ、僕のことを僕よりもわかっているので、いざ転職を考えたときに、本当にベストマッチな選択を選んでくれるのです。
最終的な答えは、もしかしたら他のエージェントから提示されたものとそれほど差異はないかもしれません。いや、実際ほとんど差異はないでしょう。
それでも、自分にとって納得感は段違いなのです。入社後にワークできるかどうかにも、ある程度その納得感は影響しているように思うのです。
自分のことをわかってくれて、損得勘定をこえてお付き合いしてくれるエージェントに、人生を預けたいと思いませんか?
転職エージェントの持ち札となれ
転職を決めてから、転職エージェントとコミュニケーションをとっていては、その時たまたまある案件の紹介にしか繋がりません。
そうではなく、常にコミュニケーションを取り続けることが、最良の選択をするためには大切です。
人間ですから、常に将来に対する考え方、仕事観、人生観、スキルとしてできることなど、アップデートし続けます。
そのアップデートがされた状態を伝えるのではなく、アップデートがされる過程を伝えるのです。そこにこそ、本当の「考え方」があるからです。
そのために常にコミュニケーションを取り続けます。
また、その中で、転職をする気がなくても候補企業の紹介は受け続けるべきです。可能なら面接も受け続けるべきです。
その中で感じたことをしっかりとエージェントに伝えることで、いざというときにベストな選択を提示してもらえます。
また、もしかしたらそこで思わぬタイミングで、ベストな転職先が見つかることもあるでしょう。
人生の転機だからこそ、常にチャンスに目を張る。そのために、常にエージェントの手札になり続けておくことが大切です。
エージェントが候補者と会っていないときでも、企業とミーティングをする中で、「あ、この案件にはあの人がぴったり合うな」と思い出してもらえることが重要なのです。
まとめ
人生の転機を預けることになるエージェントだからこそ、間違いのない選択をするために、どう付き合うかは戦略的に考えておくべきだと思います。
そして、その戦略を抜きに、感情論も含めて信頼できるエージェントに、人生を任せるべきなのです。
- あなたと人柄がマッチするエージェントを見つける
- 候補者に本気で寄り添う転職エージェントを見つける
- 転職エージェントの持ち札となれ
「そんな人どうやっても見つからないよ!」という方には、僕が信頼しているエージェントをご紹介しますので、お気軽にメッセージをくださいませw