自分が絶対的な存在と自惚れるな。

自分が絶対的な存在と自惚れるな

今の自分が絶対的な存在だと思い込んでいる人間は、成長もイノベーションも成し遂げることはできません。

時代は移り変わります。価値観や知識、経験、スキルは、環境が変わればその価値も変わります。そしてやがて経年劣化します。

「絶対的」な評価など存在しないのです。常に人の価値は社会や組織において相対的に定まるものです。絶対的などとは、烏滸がましすぎます。

絶対的な評価など存在しないのが世の常。

絶対的と思うということは、自分の価値観を他人に押し付けるということ。それで自らの成長を止めることに他なりません。

自分と違う生まれ育ちや思想、信条、価値観、人種、文化そして種族さえも多様なものたちと出会えばこそ、得られるものがあります。

自らが円だと思い込んでいたものを、それは球だと、それは円柱だと、それは円錐だと、異なる視座から物事を見る価値観を知ること。それが成長に繋がっていくのです。

異なる視座から物事を見る価値観を知る。それが成長に繋がっていく。

そうして、価値観の異なる他者と交流し、学びを得たところで、どうせそれもすぐに間違いがあることに気づくことになります。自分を絶対的だと思っていないのなら、常に新しい学びを得続けることができるから。

人生とはその繰り返しです。前に進んでは後悔し、反省し、自己嫌悪に陥り、それでも前に進むしかない。そして、それを積み重ねて成長していくのも人生です。

絶対的だと思えば思うほど、前へ進むことをやめることになリマス。どんな環境も、どんな状況も、どんな人からも学びを得られると考えればこそ、人はいくつになっても成長続けることができるのです。

自分を絶対視しなければ、いくつになっても学び続けることができる。
ビジネスクリエイター、インキュベーター、アクセラレーター、コンサルタント。エンジニアとして、PHP/HTML/CSSのマークアップ言語によるWebサイトの制作、SEOエンジニアリング、アクセス解析アナリストを経験した後、IT領域の技術/潮流をベースとしたエスタブリッシュ企業向けのコンサルタントを経て、複数のIT企業にて、Web/アプリ系、O2O系、IPライツ系の新規事業立ち上げに注力。事業開発から経営企画業務まで、事業および会社立ち上げに関する業務を幅広く経験。また、シードフェーズのベンチャー複数社の立ち上げへの参画や経営戦略・組織戦略・PR戦略へのアドバイザリー、メンター、複数のアクセラレーションプログラムのメンターも手がける。