- 事業を成功させるために必要不可欠なものは「情熱」
- 何が何でも「誰かを幸せにしたい」という熱量
- 事業が向かう「コミュニティの一員」になること
スタートアップや新規事業などにおいて、事業を成功させるために必要不可欠なもの。
それを1つに絞るとしたら間違いなく「情熱」です。
確かにロジックも大切です。
キャッシュフローや事業計画を作るのはロジック。経営戦略や事業戦略もロジック。KPI管理もロジックです。
しかし、ロジックを組み立てて事業が「論理的に成功する」からといって、必ずしも成功するわけではありません。
ロジックは失敗確率を下げるものです。成功に導くものではないのです。
既存事業を維持し、利益を上げるため、利益を伸ばすためにロジックは必要不可欠です。
しかし新たな未来の扉を開くことに、ロジックは寄与しません。
会社をサスティナブルに成長させるためには、ロジックだけでは足りないのです。
結局のところ、成功するためのメソッドを一言でいうならば「成功するまでやり続ける」ことにほかなりません。
失敗を防ぐメソッドは数あれど、成功するためのメソッドは「継続」しかないのです。
そして継続するために、成功するまで継続し続けるために必要なのは「何があってもやり抜ける強い想いがあるかどうか」です。
「想い」の強さは、内に向いているときよりも、他者に向いているときのほうが強くなります。
「成功したい」「事業をうまくいかせたい」「儲けたい」よりも、何が何でも「誰かを幸せにしたい」のほうが熱量が強くなります。
それは人間が社会的動物であることに起因しています。
自身の生存よりもコミュニティの生存を優先し、種の存続・反映を目指す。それがヒトのDNAに組み込まれています。
事業を成功させるために必要なことは、とてもシンプルです。
その事業が向かうコミュニティの一員として存在するのだと立ち位置を明確にすること。
そのコミュニティにいる一人ひとりの顔を思い浮かべられるようになること。
その一人ひとりを幸せにしたいと強く想うこと。
そして、絶対にそれを実現すると決意すること。
成功するまで執念を持ってやり続けること。
それを貫き通した人だけが、未来の扉を開くことができるのです。