- 最初にとるべきアクションの選択が変わる
- 金を稼ぎたいのであれば、金を稼げる方法を探せ
- 新しい価値を創造したいのであれば、何故あなたがそれをやりたいと思ったのか考え抜け
起業して何をやるのか。
誰しも起業をする際に考えて、考え抜くものです。起業家によってその判断は様々です。
・圧倒的な課題意識やそこへの原体験があって、やるべきことが明確な人
・ある程度事業領域は絞ったけれど、まだまだそれでいいのか悩んでるまま、とりあえず起業の一歩を踏み出した人
・とりあえず独立して、受託で稼ぎながら、事業のタネを見つけようとする人
・金をとにかく稼ぎたい人
・サラリーマンが向いてなくて、とにかく飛び出した人
などなど。
その理由はなんでもよいですが、まず最初に決めるべきことがあります。それは「起業で金を稼ぐのか、新しい価値を創造するのか」です。それによって最初にとるべきアクションの選択が変わります。
金を稼ぎたいのであれば、金を稼げる方法を探さないといけません。
そのために必要なのは「トレンド」をいかに掴むか。兎にも角にもリサーチと情報収集。そして、そこから先を見通す予測ができるかどうかが鍵となります。
世の中的に「いまこれがイケてる」と言われ始めたら、そのトレンドは「起業」という観点からみるともう終わりです。その波に乗ってる人はたくさんいるのでいまから乗りにいってももう遅いのです。
大事なのはこれからくるであろう波に乗ること。それをいかに見つけられるかどうかに成功がかかってるといっても過言ではありません。
新しい価値を創造したいのであれば、何故あなたがそれをやりたいと思ったのかが大切です。起業はあくまで、成すべきことの手段です。その成すべきことを明確にすることから始めましょう。
人が何かに感情が動かされたとき、そこにはその人ならではの価値観があります。その価値観が出来上がる過程の一番最初に原体験があります。
その創造したい価値の裏側に自分にどんな原体験があるのか。それをしっかり考え抜くことをオススメします。
その原体験から価値創造の表現としてのプロダクトのあり方に至った考えの変遷こそに経営戦略のヒントが隠されています。その変遷を追体験させることが一番のUXになり得るからです。
経営戦略とはストーリーです。ストーリーとは感情の動きです。そしてそれは他の誰のものでもなく、起業家自身のものです。
答えは常に自分の内にこそある。それと向き合うことが最初の一歩になるのです。