- 夢や目標を言語化しよう
- それがアンカーになって情報や人脈が集まってくるようになる
- セレンディピティが勝手にリンクして、夢への道筋になる
なりたいものはありますか?
幸せにしたい人はいますか?
解決したい課題はありますか?
創りたい世界はありますか?
実現したい未来はありますか?
スタートアップでいえば、ビジョンやミッション。
個人なら夢や目標。
それはなるべく言語化することをオススメします。
もちろん、それは綺麗で美しいキャッチコピーであれば、他人に伝え、共感をうみ大きなムーブメントになる可能性があります。
そしてスタートアップならそれが最初の一歩となります。
しかし、最初から綺麗で美しいキャッチコピーである必要はありません。そして、1つである必要もありません。
雑でも殴り書きでも良いので、言語として書き出すことから始めてみましょう。
人は「今目の前に赤いものはいくつありますか?」と聞かれても答えられません。聞かれてから数え始めます。つまり、人は受け取った情報の大半を処理せず流しているのです。
しかし、その質問がされるとわかっていれば、赤いものをあらかじめ数えるでしょう。日常で大量に受け取る情報を処理するためには、事前にアンカーをうっておく必要があるのです。
自分の目指すものを明確に言語化しておく。それが当たり前のように脳内に刷り込まれれば、それがアンカーになって情報や人脈が集まってくるようになります。
そうしなければ、せっかく出会ったチャンスや人を感受し活かすことなどできず、スルーしてしまうのです。
夢や目標を実現するためには戦略は必要ですが、戦略は戦略を考えようとして組み立てられるものではありません。
始まりは個人の直感や妄想でいいのです。脳にアンカーを立てて、出会った偶然を組み上げながら、具体的なプランへと磨き上げていく。それが積み重なれば戦略へと昇華されるのです。
戦略は合理性の極致ですが、戦略は合理性からは生まれないのです。
「これがやりたい」と言語化し、宣言する。
すると、日常での偶然の出会いや触れた情報が、勝手にリンクし始めます。そしてそれが繋がって、夢を実現するための道筋になります。
そして、その結果「運」を引き寄せることもできるのです。
まさに言霊。「言語化」こそ、夢を実現するための最強のツールです。