アウトプットしながらインプットする

ざっくりまとめると。。。

  • 単なるインプットが成長につながるわけではない
  • 他者に見せることを意識すると「構造化」「体系化」する必要がある
  • 抽象的な概念として頭に残れば「転用」して活用できる

成長のための学びは、もちろんインプットが重要です。

書籍やセミナー、講演会、ワークショップはもちろん、上司や同僚との会話、ネットサーフィン、映画やドラマ鑑賞、音楽から日常的な景色まで。

日々触れるすべてのことから学びは得ることができます。

ですが、単にインプットを繰り返し続けることが必ずしも成長につながるわけではありません。

成長に繋げるためには「目的」が必要です。

しかしまた、「目的」を定めすぎると、得られるインプットが偏ってしまったり、狭まったりして、アップデートの意味での成長には繋がったとしても、アップグレードすることは難しくなってしまうこともあります。

そこでボクは「アウトプットしながらインプットする」ということをオススメします。

Twitterやブログはライトにできるアウトプットとしてオススメです。また最近だとnoteで有料販売する、というのもアリです。

ボクは、書籍を出版する前提で、自分の価値観をパワーポイントに落とし込んでいます。常にパワーポイントをデスクトップに開いた状態で、様々な局面でインプットを得た時に、必ずそのパワーポイントを更新するようにしています。

他者に見せること、そして、それに対価として金銭を払ってもらうことの意識を強めれば強めるほど「構造化」「体系化」をしなければなりません。(本当に見せるか、販売するかどうかはさておき)

インプットを単にインプットとして流さず、「構造化」「体系化」をすることで、抽象的な概念として頭に残るため、その後実際の業務において「転用」することが容易になります

インプットを言葉として捉えるのではなく、概念として理解して初めて、本当に理解したといえますし、それを活用してこそのインプットです。

インプットを成果に繋げるための媒介として「アウトプット」をすることこそが、自身をアップグレードするために必要な最短距離でのアクションなのです。

IMG_1830-2 | Oleksandr Ko | Flickr

ビジネスクリエイター、インキュベーター、アクセラレーター、コンサルタント。エンジニアとして、PHP/HTML/CSSのマークアップ言語によるWebサイトの制作、SEOエンジニアリング、アクセス解析アナリストを経験した後、IT領域の技術/潮流をベースとしたエスタブリッシュ企業向けのコンサルタントを経て、複数のIT企業にて、Web/アプリ系、O2O系、IPライツ系の新規事業立ち上げに注力。事業開発から経営企画業務まで、事業および会社立ち上げに関する業務を幅広く経験。また、シードフェーズのベンチャー複数社の立ち上げへの参画や経営戦略・組織戦略・PR戦略へのアドバイザリー、メンター、複数のアクセラレーションプログラムのメンターも手がける。