ダイバシティとは愛を持ってすべてを受け入れること

ダイバシティとは、愛を持ってすべてを受け入れること

ざっくりまとめると。。。
  • 人それぞれ生きてきた世界は異なり、価値観はまるで違う
  • 相手の価値観をリスペクトし、愛を持って受け入れる
  • 多様な視点がイノベーションを偶発する

ダイバシティに必要なのは、人種や性差、LGBTなどを平等に扱うということだけではありません。

多様な価値観を許容する」ということがものすごく重要です。

人それぞれ生きてきた世界は異なり、価値観はまるで違います。

自らの価値観と相反する価値観に出会ったときに、それを拒絶し打ち負かそうとすることで世界はより良くなるでしょうか。否。

そこに違いがあることを理解し、相手の価値観をリスペクトし、愛を持ってそれを受け入れ、多様な中での在り方を模索する

それこそが世界をより良くするためのダイバシティの在り方です。

相手の価値観をリスペクトし、愛を持って受け入れる。

ダイバシティとは「多様な視点」でもあります。

同じ出来事に対しても見る視点は当然異なります。同じ日本人であってもまったく違うものになります。

目の前に見えたものに対して一つの視点に固執するのか、複数の視点を許容するのでは物事の捉え方に大きな差が出てきます

絵の書いてある白いマグカップがあったとき。

A地点からは、白いコップにみえる。

B地点からは、取っ手がみえるので白いマグカップにみえる。

C地点からは、絵の書いてあるコップにみえる。

この3つの視点を受け入れ、物事を捉え直すことがダイバシティである。

一つの視点に固執せず、複数の視点を許容し、世界を見渡そう。

どちらのが視野も視座も良く物事を見渡せるか。それは火を見るより明らかである。

たった1つの視点にこだわり、他の視点の存在を認めないのではなく、すべての視点は存在するのだから、すべてそのままに受け入れる。それがイノベーションに通じるのです。

目の前の自分とは異なる視点を批判し、打ち負かすことは容易いが、それは価値観の押し付けです。それでは世界は進歩しません。

世界はリスペクトと愛でこそ、より良くなる。それ以外の方法で良くなることはありません。

価値観の多様性がイノベーションを促進する
ビジネスクリエイター、インキュベーター、アクセラレーター、コンサルタント。エンジニアとして、PHP/HTML/CSSのマークアップ言語によるWebサイトの制作、SEOエンジニアリング、アクセス解析アナリストを経験した後、IT領域の技術/潮流をベースとしたエスタブリッシュ企業向けのコンサルタントを経て、複数のIT企業にて、Web/アプリ系、O2O系、IPライツ系の新規事業立ち上げに注力。事業開発から経営企画業務まで、事業および会社立ち上げに関する業務を幅広く経験。また、シードフェーズのベンチャー複数社の立ち上げへの参画や経営戦略・組織戦略・PR戦略へのアドバイザリー、メンター、複数のアクセラレーションプログラムのメンターも手がける。