合議からイノベーションはうまれない

ざっくりまとめると…

  • 事業創造は合議からは始まらない
  • 合議とは妥協である。妥協からは何も生まれない
  • 内発的動機を持つ誰かの独断と偏見こそがイノベーションをうむ

事業創造は合議からは始まらない

事業創造はたった一人の内発的動機から始まるべきです。

そして、Product/Market Fitが終わり、ある一定程度の成長を経るまで、その内発的動機に従い続けるべきです。

合議によって導き出された答えは、みんなにとって60点ほどの答えにしかたどり着きません。

それは確かにその場ではみんなが納得する落とし所かもしれません。しかし、それは妥協の産物ともいえます。「妥協」が世界を変えることはありません

世界を変えるのは「妥協なき追求」の姿勢であり、その延長線上にあるイノベーションなのです。

また、みんなが納得する答えというのは、過去の誰かの成功の延長線上にしかプロットされません。なぜならば、人は今目の前にある事実からしか未来を予測できず、それが大勢の共通項となれば過去に起きた有名な出来事を参照するしかないからです。

その結果できあがったプロダクトは、誰も求めていないものとなります。

つまりそれは既に解決されている課題に対するソリューションか、課題に対する代替手段を利用してもなお残る課題を解決しないソリューションにしかならないからです。

内発的動機を持つ誰かの独断と偏見こそがイノベーションをうむ

誰かの痛みを解消したいなら、まさにその思いに従って、もっとも強い内発的動機を持つ誰かが未来予想図を描ききるべきなのです。それは独断と偏見であるべきです。それがWHYです。

そのWHYこそが、世界を誰も見たことのない未来へと導く鍵となるのです。それがイノベーションの種です。

もちろん、それを実現するための手段としてのHOWや、それをどうプロダクトに落とし込むかのWHATについては、文殊の知恵として活発にディスカッションをすべきです。