経営者は時に独善的な判断をすべきである

ざっくりまとめると…

  • 経営者は未来に向けて意思決定するのが仕事だ
  • 経営者は独善的でよい。むしろ独善的な方が未来が創れる
  • 社長を批判するスタッフは、誰もがわかることしか言わない平凡は人についていきたいのか?
  • 経営メンバーは、社長の意思決定にノーを言うな。ポジティブなイエスマンであれ

経営者は未来に向けて意思決定するのが仕事だ

経営者の最も大きく、最も重要な仕事は「意思決定」です。

事業の、会社の、そして、ビジョンの未来を考え、意思決定するのが経営の仕事です。

メンバーや第三者からは突飛に見えて、反対されようと、批判されようとも、目指すべき未来のために必要なことを最終責任者として意思決定しなければならないのです。

もちろんメンバーの声に耳を傾けることは大切です。そして説明責任を果たすことも同じように大切です。

しかしながら、1対99になっても、未来の実現のために必要とあらば独善的な経営判断をすることも必要なのです。そのとき、99に迎合する必要は全くありません。

経営者は独善的でよい。むしろ独善的な方が未来が創れる

経営者というのはこの世で唯一、完全に独善的で自分勝手で自己中心的であることが許される職業です。

事業創造においてアートな発想で、自分中心設計(Self-centered Design)で取り組むことは、成功のために必要です。

合議で作った事業は中ヒットは出せても、大ホームランは出せません。世界を変えるプロダクトは、誰か一人の畝るような情熱にテクノロジーが掛合わさったときにはじめて産まれるのです。

社長を批判するスタッフは、誰もがわかることしか言わない平凡は人についていきたいのか?

「社長がわがまま」だの「何考えているかわからない」だの「言ってることがコロコロ変わる」だの、視座の低いことを平気でいう人がいます。

むしろ、逆に言ってることが100%理解できることしか言わない社長が描く未来に、共に苦楽を共にしようと誘われて、その船に乗れるでしょうか?

誰も見ていない未来を創るのがスタートアップの経営者です。だから誰も理解者がいなくて当然なのです。誰もその未来を見ていないから。

よくわからないし理解はできないけど、夢の大きさとそれに対する熱量にやられて、気付いたら船に乗っていた。スタッフとしてはそれぐらいが望ましいと思います。

独善的でよいが、スタッフを無視してよいわけではない

とはいえ経営者は、スタッフがそれを理解できず、その意図も組まずに、自分勝手で自己中心的なことを言うことを許容しなければなりません。

スタッフが経営者と同じ視座で物事をみるのは到底不可能だからです。人種が違うとさえ思ったほうがいいでしょう。

理解できなからといって切り捨てるのではなく、そういったメンバーにどう理解してもらうかは最大限努力をすべきだし、理解しなくてもモチベーション高く仕事ができる枠組みは構築すべきです。

経営メンバーは、社長の意思決定にノーを言うな。ポジティブなイエスマンであれ

社長以外の経営メンバーは、もちろん社長のビジョンを100%理解していることが望ましいですし、理解できなかったとしても共感はしている必要があります。

経営メンバーは自分の価値観に基づいて、自分の意見を強く主張したり、社長の意見にノーというのはありえないことです。

経営メンバーは、社長のビジョンを実現しているために存在しています。建設的な対話はもちろんすべきですが、ノーは絶対に言わない矜持は必要です。経営メンバーはポジティブにイエスマンになることが求められます。