採用ができないのは、サービスに魅力がないからか、あなたに魅力がないからか、何もしていないからだ

スタートアップのメンターをしていると、エンジニアやデザイナーが採用できないという話をよく聞きます。特に、非技術職の起業家は「エンジニアやデザイナーの知り合いが周りにいないんです」とこぼします。「誰かいい人いたら紹介してください」とも。

「優秀でスタートアップに目が向いている人がいたら、ボクが誘って起業してるよ」と心のなかで思いつつ、「もしいたら紹介しますね」とやんわりとお断りしつつ、みなさんにお伝えしていることがあります。

それは、「採用できないのは、サービスに魅力がないからか、あなたに魅力がないからか、何もしていないからだ」ということです。

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採用できないのは、サービスに魅力がないからだ

サービスに魅力があれば、メディアが取り上げてくれます。メディアが取り上げてくれれば、興味を持つ人が必ず出てきます。スタートアップというのは、特にシードフェーズであればあるほど、メディアは好意的に取り上げてくれますから。

サービスに魅力があれば、そのサービスにはファンがつきます。そして、そのファンの中から、あなたのサービスをスケールさせるのを手伝いたいという人材が必ず出てきます。サービス上に採用についてのバナーを掲載してみましょう。そこに問い合わせがくるはずです。

サービスに魅力があれば、それはまだリリースしていなくて、メディアが取り上げてくれる機会も、ユーザから採用の問い合わせがくる機会もなくても、身近な人を引き寄せることができるはずです。半径5mの人がそれを聞いてワクワクすることができるはずです。

どんな起業家の話を聞いても、サービスに魅力がないということはありません。誰しも思いを持って事業創造をしようとしているのですから、人の心を震わせる何かがそこにはあるはずです。

採用できないのは、あなたに魅力がないからだ

それでも、採用ができないということは、あなたに魅力がないのです。あなたにはサービスの魅力を伝える魅力がないのです。

しかしながら、「魅力」が本質的に存在しない人間などいません。人は誰しも、それぞれドラマティックな人生を歩んできているはずで、それぞれ映画や小説になるほど魅力的な物語がそこにあるはずです。魅力がない人など、この世に存在しません。

つまり、魅力がない、とは、魅力を伝える能力がない、ということなのです。

根源的に提供したい価値や熱い思いであるWHYをしっかりと言語化しましょう。ひとりよがりではなく、周りの人がそれを聞いて、グッときてワクワクするような言葉を紡ぎましょう。

採用するためには、ただそこに立ってればいいわけではありません。しっかりと魅力があることをアピールしなければなりません。

採用できないのは、何もしていないからだ

結局のところ、サービスに魅力があっても、あなたに魅力があっても、そしてなくても、採用するためには何か行動をしなければならないのです。

確かに、エンジニアやデザイナーは業界的に人手不足で、給与水準が高騰しています。しかしながら、きちんと初期メンバーとしてエンジニアやデザイナーを集め、サービスを作り上げて、スケールしていっているスタートアップは、そこにいます。

その差は「行動したか」「行動し続けたか」の違いでしかありません。その行動の勇気を持っているかどうかの違いでしかありません。

「エンジニアやデザイナーの知り合いが周りにいないんです」とは、知り合いを作ろうという行動をしていないだけです。エンジニアやデザイナーとして働いている人たちは山ほどいます。例えば、イベントに参加するでもよし、ソーシャルメディアでコンタクトをとるでもよし、やれることは山程あります。

「魅力が伝わらないんです」とは、魅力を伝える努力をしていないだけです。言語化しましょう。それを伝えてみましょう。伝わるように改善し続けましょう。

「採用できないんです」とは、何もしていないだけなのです。何かひとつでもいいから行動しましょう。そしてそれを積み重ねるように、行動し続けましょう。

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