なぜ事業はWHYから始めるべきなのか

事業を創出しようという時、まず何をするだろうか。リサーチ?ヒアリング?まさか、いきなりプロダクトを作ることから始めてはいないだろうか。

ボクは、起業家であっても、社内起業家であっても、事業は必ずWHYからはじめるべきであると考えている。

根源的な熱い想いであるWHYを固め、言語化せよ

飛び抜けて能力が高い一部の起業家以外は、光る原石のようなプロダクトをつくっていたとしても、WHYをきちんと腹落ちさせて、言語化できているケースは少ないように感じる。

本質的に世の中に提供したい価値はなにか。世界をどう変えたいか。どういうムーブメントを世の中に起こしたいか。

根源的な熱い想いであるWHYを固めること、そして具体的に言語化することが、一番はじめにやるべきことである。

WHYが固まっていないと、プロダクトがピボットの足かせになる

事業というのは、基本的には仮説検証、試行錯誤を繰り返しながら、スケールさせていくものである。つまり、ピボットすることは前提なのだ。

このとき、WHYに固執すべきであって、プロダクトそのものに固執すべきではない。プロダクトそのものに固執してしまっては、ピボットをするときの足かせになる。

今、目の前にあるプロダクトは、仮説検証を進めたときに、WHYを実現させるためのベストなプロダクトではないかもしれない。もしかしたら、ベターですらないかもしれない。

WHYがしっかり固まっていなければ、今目の前にあるプロダクトに固執してしまいがちだ。今のプロダクトがベターですらないとわかっているのにもかかわらず、小手先の改善を繰り返し、時間と資金を埋没費用にしてしまう。

プロダクトを作ることはゴールではない。WHYを実現するのがゴールだ

あなたは、そのプロダクトが作りたかったのだろうか。プロダクトを作ることがゴールだったのだろうか。それは違うはずだ。

最終的なゴールは、プロダクトを作り上げることではなく、WHYを実現することのはずだ。プロダクトはその手段でしかない。

であるからこそ、プロダクトを足かせにしないために、それを捨てる勇気をいざという時に出すために、WHYをしっかり固めて、具現化しておくべきなのだ。