ボクがもし22歳に戻ったら就職先にアーキタイプを選ぶ

ちょっとだけ前の話だが、mixiの元社長の朝倉氏が「NewsPicks」の有料記事に「もし22歳(大学を卒業する年齢)に戻ったら就職先にマッキンゼーかリクルートを選ぶ」という寄稿をしたらしく、話題になっている。

堀江貴文氏や夏野剛氏から「起業する」と意見が出たり、現役リクルートのひとからコメントがきたりと、NewsPicksのコメント欄では様々な意見が飛び交っているようだ。

残念ながら、NewsPicksの有料版を使っていないので記事本文は見ていないのだが、ボクなら、ということで記してみた。

ボクがもし22歳に戻ったら就職先にアーキタイプを選ぶ

現在、32歳で転職回数5回。小規模ベンチャーから大規模ベンチャーまで様々な企業の風土や文化、そこで働く人たちの考え方、外部の企業からの見え方などを色々とみてきた。

そのなかで、仮に新卒でいまから入社する会社を選べる立場なら、間違いなくアーキタイプを選ぶ。

アーキタイプは2006年設立のインキュベーションカンパニーであり、単なるVCではなくインキュベーションを標榜する企業としては日本でもかなり古い部類に位置付けられるだろう。

アーキタイプは、インキュベーションとコンサルティングの2つの顔を持つ会社です。

当社は、インターネットやモバイル分野において革新的な技術やノウハウを持つ、創業期の若い企業をハンズオンで育成支援します。
同時に、当社の経験豊富なコンサルタント・チームが、既存企業内のネット関連新規事業を強力にバックアップいたします。

会社の発展にステージ(=段階)があるように、事業自体にもステージがあります。
スタートアップ企業と既存企業内における新規事業は、まさに同じようなステージにあると言えるでしょう。世の中を変えたいという想いも共通します。そして、そのどちらもが内に秘めている生まれたての小さな、しかし煌めくアイデア、すなわち「アーキタイプ(=原型)」を、私たちは大切に育てたいと考えます。

アーキタイプとは – archetype* | アーキタイプ株式会社

しかしながら、これまでそれほど広報に力をいれていなかったようなので、知っている人は少ない。

ボクは、25歳〜27歳の2年間、働かせてもらった。働いた、というほどのバリューは発揮できてない。2年間ほぼほぼ修行させてもらった。

いま振り返ると、新卒からもっと長い間働けていたら、きっともっと自分の幅を広げることができただろうとおもう。知見も経験も人脈も、いまの自分の礎の大部分は、この会社で学ばせてもらったものだ。

シェアドオフィスで小規模のベンチャーとともに働くことで、シードフェーズを疑似体験できた

いまはもうシェアドオフィスはしていないと耳にしたが、僕が在籍した当時は、シードフェーズのベンチャー企業が7〜8社ほど、同じオフィスで働いていた。

サポートという位置付けにはなるが、そのベンチャー企業と苦楽を共にした経験は本当に大きい。

26歳でありながら、株主の立場にある企業にいるため、経営的な目線での会議に同席し、どういったタイミングでどのような苦労をし、どのように戦略をピボットしながら、その企業が大きくなったのか、EXITしたのかを、目の前でみることができた。

また、一現場として、サービス企画・開発もしたし、営業もした。資本政策もときには一緒にやった。

そうすることで、ベンチャー企業の経営を疑似体験することができた。とくに、会社組織をつくるうえでの苦労を疑似体験したことが、のちのちの自分のキャリアにとって、もっとも得るものが大きかったとおもう。

コンサルの経験により、中規模〜大規模の企業の新規事業を疑似体験できた

当時、いわゆるエスタブリッシュカンパニーからのコンサル案件の受託を、ぼくら若手メンバーは精力的に行っていた。テレビ局、新聞社、代理店、通販会社、EC運営会社、データマイニングカンパニーなど、大中様々な企業のコンサルをしていた。

とくに、新規事業の立案における、ぼくは当時「サンドバック型コンサル」と呼んでいたが、その企業における課題をヒアリングしたうえで、それの対応策を提示する形のコンサルを実施していた。

そこで、その規模の企業において、新規事業を立ち上げることの難しさをまさに目の前で対応して理解することができた。

このあたり、のちのち、実際に自分でもその立場になってまさに体験することになったが、疑似体験で得られた知見を活かせたかというと、結局同じ轍を踏んでしまったようで、悔しさは残っている。

“疑似体験”をすることが、実際に体験するときになにより活きるアセットとなった

なにより、大きくこの2つの点での疑似体験が、その後のキャリアにとってすごく役に立った。

実際に複数の会社で同時並行的に経験を重ねることは難しい。それを得るためには、やはり年月が必要となる。

アーキタイプでの就業期間は、それを同時並行的に行うことができた。たった2年という期間だったが、得るものがすごく大きく、濃密な2年間だった。

もし、まだ独立する、ということに足を踏み込めず、悩んでいるが将来的には起業したいと思っている、20台前半〜中盤の若者がいるのであれば、ぜひアーキタイプの門を一度くぐってみることをオススメする。

厳しく辛辣な言葉を投げかけられることもあるだろうが、親密に自分ごととしてあなたのキャリアを考えてくれる優しい大人がそこにはいるから。

ぼくがそこで得たものが大きいように、きっとその門をくぐった人が得るものは、年月を重ねるごとに非常に大きいものになっていくだろう。

(本記事は、STORYS.JPに書こうと思って下書きにいれたら、みんなに読みたいといってもらえたものの、全然書けていない「事業開発に必要なことはみんな”アーキタイプ”で教わった。」の一部を先んじて書いてみたものです。そろそろ頑張って書きます………。たぶん………。)