コンテンツビジネスはニッチスケールの時代へ
人々がお金と時間をかけるのは、常にコンテンツ。みんなにとって良いものは、みんなにとってどうでも良いもの。顧客ファーストで考えるほど、ビジネスはマイクロ化する。
人々がお金と時間をかけるのは、常にコンテンツ。みんなにとって良いものは、みんなにとってどうでも良いもの。顧客ファーストで考えるほど、ビジネスはマイクロ化する。
人それぞれ生きてきた世界は異なり、価値観はまるで違う。相手の価値観をリスペクトし、愛を持って受け入れる。多様な視点がイノベーションを偶発する。
企業が考えるニーズと、実際の顧客ニーズは、基本的に乖離している。だから、徹底的に顧客目線で既存サービスを使い倒してその中の「不」を自ら経験する。不安でも、一歩前に出す。そこで失敗してもいい。失敗からも学びは得られる。
大企業に最も必要なのは既存の成熟事業と「食い合う」覚悟。保守的になって現状維持できるわけはない。自らディスラプトして、自ら新しい価値を創造することだけが生き残る唯一の道。
今日の疑いようのない常識は、明日には正しいとは限らない。いずれ自らをディスラプトする種を育むこともしていかねばならない。学びを異分野からすら取り入れる思考が、変化の激しい時代には重要となる。
同じ単語でもそのコンテキストが少しでも変われば全く違う意味に捉えられる。どんな意味を含めて使っているかきちんと擦り合わせる。「言葉の因数分解」をチームでやれば共通認識化はスムーズにはかれる。
「イノベーション」とは「意志」から始まる。「意志」は「ビジョン」によってうまれる。「ビジョン」は「言葉」によって定義すべし。「イノベーション」はすべて「言葉」から生まれる。
事業を成功させるために必要不可欠なものは「情熱」。何が何でも「誰かを幸せにしたい」という熱量。事業が向かう「コミュニティの一員」になること。
C2C系P/F上では機能的価値しか提供できないためレッドオーシャン化する。プレイヤーはP/F外での活動も欠かさず行う必要がある。プラットフォーマーはブランドに繋がる価値をプレイヤーが提供できるか考えるべきだ。
日本人は高度経済成長の「みんな同じ」の亡霊に取り憑かれている。人と人との課題や組織の課題は「相互理解の不足」が原因。多様な価値観を組織内に内包することが変化への対応度をあげる。
自らの仕事をディスラプトするような視点を持つのはなかなか難しい。多様性があるからこそ、多様な視点、視野、視座、視角を持つことができる。それを身につけるためには自分の現在地をはっきり認識することから始める。
今求められるのは伝統産業の産業構造そのものの変革だ。未来への想像力、妄想力がより良い未来を創り上げる。それを為すことができるのは知識と経験から生まれたクリエイティビティだけ。
「意識高い系」は1/100万分の1を目指しているが、求道するつもりはない「うつけ者」。100分の1が3つあれば、それはオリジナリティのある100万分の1になれる。人それぞれ目指したいものを目指したい方法で目指せばいい。
スタートアップは妄想で資金調達し、未来を変えるプロダクトの開発資金を集める。メディアはキラキラみせることはしても、正しい批判はしない。スタートアップへの就職を目論むなら、その前提で全ての情報に触れるべきだ。
わざわざやりたいことを探すために立ち止まる必要はない。やりたいことを決めるということは、それ以外の可能性を狭めるということ。強い「情熱」と「衝動」に駆られるまでは「やりたいこと」なんていらない。