経営者は社員に嫌われる覚悟を持て

ざっくりまとめると…

  • 事業のステージが進むと変革・革新を起こす必要が出てくる
  • 変革・革新を起こす必要があるとき社員に寄り添ってはいけない
  • 経営者は時に社員に嫌われる覚悟を持って、決断を下さねばならない

事業のステージが進むと、これまでのやり方を否定し刷新しなければならない必要性に直面します。

大きなところでは、ビジョン、ミッション、バリューだったり、経営戦略・事業戦略やオペレーションだったり。もっと小さなところでいえば、会議体の運営方法や利用しているツールだったり。

そのとき必要なのは、社員に寄り添って、それぞれの意見と真摯に向き合い、一人ひとりのニーズを満たすこと…でしょうか。

確かに社員に寄り添うことはもちろん大事です。しかし、事業ステージが変わった際に行う変革・革新のフェーズにおいて、社員に寄り添ってはいけません

極論、社員の意見は無視するぐらいでよいのです。経営者は時に社員に嫌われる覚悟を持って、決断を下さねばならないのです。そこに理論や整理などなく、多少無茶苦茶なロジックを振りかざしてでも、やらなければならないときはあるのです。

また、決断を下し実行をすると、トラブルやミスが頻発することもあるかもしれません。文句を言う者は出てくるでしょう。それは仕方がないことです。経営者は未来を見据えて仕事をしていますが、社員は長くても3ヶ月、人によっては今日明日をみて仕事をしています。どこまでいってもわかりあえることはないのです。

変革・革新には痛みは当然伴います。経営者として必要な決断を下したのであれば、それによる弊害など気にせず、達観して、堂々としていなければなりません。

嫌われることを恐れ、すべての意見を鵜呑みにし、また、決断を下したあともトラブルやミス、文句や愚痴に右往左往していては、変革・革新は起こせません。グダグダになってしまい、無用な遺恨を残すだけの結果になります。それならば、やらないほうがマシです。

事業のステージが進み、変革・革新を起こす必要にかられたのであれば、経営者は、誰の意見も聞かず、未来を見据えて、堂々と決断を下し、粛々と実行しなければならないのです。