バイオ3Dプリンターのサイフューズ 〜決算公告からみる未上場企業

東京大学エッジキャピタルも投資する、さまざまな種類のヒト細胞を3次元に造形するバイオ3Dプリンターを開発するサイフューズ

決算公告が11月に公開されたので、貸借対照表をビジュアライズして、現況を探ってみた。

(通常の貸借対照表のグラフとは異なり、それぞれの項目の状況をわかりやすくするため、滝チャートっぽくしている)

株式会社サイフューズ

決算公告、貸借対照表

株式会社サイフューズ 第5期 決算公告(平成26年12月31日現在)
株式会社サイフューズ 第5期 貸借対照表(平成26年12月31日現在)

第2期の株式会社サイフューズ。

今期は純利益が-235百万円と大きな赤字を出しており、利益剰余金も-415百万円と大きな累積赤字を計上。

自己資本比率は77.1%と、流動比率は352.1%と順調な経営状態といえるが、バイオベンチャーだけあって投資額が大きいのだろう、額面からみると順調とは必ずしも言い難い側面もある。

財務状況推移

株式会社サイフューズ 財務状況推移(平成26年12月31日現在)

2期続けて純利益は赤字、減収と成っている。

2013年に調達した5.4億円では資金が足りず、2015年3月に14億円の調達をしているが、海外販売体制の確立が今後の財務体制の改善の鍵になりそうだ。

(売上は非公開)